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あの時の気持ちが星座のようにこころに巡ってきた
小学校3年くらいのとき、地元の大きな図書館の周りには青々とした芝生があった その芝生に寝転がって空を見上げたら、あいにくの曇天だった でも雲がすごく近くに感じたし、あの空は落っこちて来そうだと思った それからすぐ、学校で詩を書く機会があって図書館の芝生で見た空のことを考えながら詩を書いた その年の文集に、何故か私の詩が載っていた なんで載っているのか分からなかったけど嬉しい気持ちになって、同級生に聞いたけどフーンと無関心で何も教えてくれなかった 親に話した気がするけど、特に何も言われなかった 当時の私は絵を描いて褒められることはあったかもしれなかったけど、言葉を綴って褒められたことはなかった だから私の空の詩が文集に載ったことも、大したことはなかったんだと思って忘れていた 30年以上、私はそのときの気持ちと向き合っていなかった なのに今朝、ふとそのことを思い出した 途端に涙が止まらなくなってどうにもならなくなった 私はあのとき、自分にとってとても大切な表現方法を自ら潰していたことに気づいてしまったからだと思う 周りに対する怒りもあると思う...

Yumeto Ogawa
11月12日読了時間: 3分
ホームページをあたらしくしました。
以前のHPは非公開にしています。 今後の活動はこちらでやっていくつもりです。 よろしくお願いします。

Yumeto Ogawa
11月9日読了時間: 1分
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